団体臨時列車
この間の日曜日、鉄道好きなおじさんたちと団体臨時列車に乗ってきました。
旧型客車を使って大宮と横川を往復、牽引機も行きはEF64の一般型、
帰りはEF65のP型とマニアも納得の品揃え。一緒に乗り合わせるメンバーが
メンバーですので、40Dなどというカメラを持って行っても酔っぱらってまともな
写真が撮れないでしょうから、コンパクトデジカメを持って行きました。
さて、日曜日の午前九時前には既にビールがプシュッと開いて(すごいでしょ?・笑)、
横川に着いた頃にはいい気分。でもって降りて撮ったのがこの写真。
いいでしょ?むかしの中央西線の客車列車みたいでしょ?(私は見たことないんだけれど・・・)
横川では機関車の付け替えができないので、高崎から最後尾にEF65の500番台が着きました。
ということで反対側はこんな感じです。素敵なヘッドマーク付です。
撮ってる時は撮影に夢中でしたので、今はじめて背景の紅葉がきれいだと気づきました(笑)。
こんなにじっくりEF65の特急塗装を眺めるのは久しぶりです。美しいですね。
この後おぎのやで釜飯を食べてから鉄道文化村へ。保存車両の痛みが進んでいてちょっと
悲しい気もしましたが、10系のオハネの中に入れるようになっていて大感激。
寝台幅52cmってやっぱり狭いなぁ・・・でも当時としては座席じゃない夜行列車って、
それだけで有り難かったんだよなぁ・・・と下段に寝っ転がって撮ったのが以下の1枚。
左に見えている12系は無視し、右はEF70の1000番台ですから、急行越前の福井あたりだ
と脳内で景色を変換しました。この後転落防止ベルトを外してから中段を降ろし、
座席にしてみました。同行したジュニアはこのときはじめて「寝台を解体する」という
意味が分かったようです。なるほど今や寝台の解体って死語ですし、寝台車自体が
縁がないものですものね。
10系寝台といったら、このUFOのようなクーラー。ちゃんと撮ってきましたよ。
K氏も昔こんなアングルで撮ってましたよね?
あらら縦構図にならないですが、まぁお許し下さい。
帰りの列車が入線する前にホームに入れましたので、入線するところを1枚。
いやぁ、実に素晴らしい。
帰りの車内ももちろんビール。おいしかったですよ!!
さて、実はこの団体臨時列車、鉄道好きの高校生が企画したものなんです。
すごい行動力ですよね。「今年の反省をちゃんとして、来年は今度はあなたたちの後輩が
このような列車をまた走らせられるようにしてね、そしたらおじさんたちはまたちゃんと
お金払って乗ってあげるから。」と制服をぱりっと着こなしていた幹事の高校生に声をかけました。
高崎線を旧型客車で走るのは1981年の2326列車以来。これまた30年ぶりか・・・。