大阪では
初のA寝台は快適そのものでしたが、多くの人にとってはカーテン1枚で
外界と接している開放型の寝台車は、もはや時代遅れでしょうね。
また機関士も青森発の時の機関士は極めて優秀でしたが、それ以降はヘタクソなのが多く、
停車駅が多い日本海はその度にガツンという衝撃があり、落第点でした。
まぁ機関車牽引列車が少ないので、腕の磨きようがないことはわかっていますが、
それにしても寝台車であるという点について全く配慮のない起動には残念な気がしました。
さてそんなわけで停車する度に目が覚め、酒田、鶴岡、新津?、糸魚川、魚津、
富山と安眠を妨害され、金沢の辺りでようやく周りが明るくなり始めたので、
カーテンを全開して車内販売のコーヒー(300円)と昨日買ったランチパックを食べながら、
寝っころがって車窓を眺めていました。だらしない格好ですけれど、
寝っころがりながら車窓を眺められるのは実にいいものでした。
敦賀では機関車交換でしたので、ようやくまともな格好に着替えてKN氏とホームの先端へ。
やっぱり81はローズピンクに限るなぁ・・・で、運転側の窓の下の「ポチ」は
ウンンドウォッシャー?
発車後寝台を解体し、座席としてみました。なるほど、こうなっているのかぁ・・・
と感心する構造でありました。グウタラしていたので写真はありません。
そしてあっという間に大阪駅に到着。A寝台の通路の様子と上段を撮ってみました。
A寝台ですから、通路にはカーペットです。
上段の窓はランプの右にある小さな窓(今は閉まっています)のみなので、私は絶対下段ですね。
ちなみにその上にある銀色のものは鏡です。下段にも鏡があるのですが、これはB寝台には
ない装備です。あと、洗面所やトイレにはペーパータオルが常備されているのもA寝台ならでは。
大阪では回送の出発を見送りました。
さてKN氏、どこに行く?交通科学館?とも思いましたが、KN氏が「祝杯をあげましょう」
との提案。なぜ「祝杯」なのかは冷静に考えるとおかしな気がしますが、私も日本海を
昼間っから飲んでるナイズガイが多数!!いやぁまったくこのあたりは管理社会のエアポケット
のようなところですっかり気に入ってしまい。早速一件の店に入り、串揚げとともに
ビールをたらふく飲みました。同僚は今頃仕事をしているんだよなぁ・・・と思うと
ビールのうまさも格別です(笑)。
特別車!!もっとも座った途端耳成山あたりまでは寝てしまいましたが・・・。
三日目につづく。