名古屋遠征 Part-2

遠征二日目はニュータウンから初めて高蔵寺駅まで歩いて移動しました。
とにかく駅に向かって下る一方で楽に歩けました。要するにすり鉢の底に高蔵寺駅があるんですね。
だから台風に伴う集中豪雨で9月20日に駅周辺に水が集まり、地下道からバス停にあがる
階段から滝のように水が入って来て駅に浸水したとのこと。地形を知った後なので納得です。

その駅が水没する六日前、高蔵寺駅から撮ったのがこの1枚。光線もバッチリ、しかもまたまた
原色の66ってことで、こいつぁ朝から縁起がいいや!!とこの時点では有頂天。
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この前にホームのベンチでコンビニのおにぎりを食べていて、そのゴミを捨てようと
コンコースでゴミ箱を探したばっかりに乗る筈の列車にタッチの差で乗り逃がし、
その結果、春日井貨物の構内進入シーンを撮る計画はパー。春日井貨物はPFの更新機
だったので、春日井には降りずに名古屋へ。予定より早く名古屋に着いたので、
計画していた列車より一本はやい「快速みえ」に乗ることができました。

貨物時刻表に添付しているダイヤを判読し、「快速みえ」を桑名で下車し、
しばらく待っていればDD51重連の貨物を撮れると判断し、桑名で下車したところ
グワワワワとディーゼルの音が・・・桑名で交換だったのか・・・と意気消沈。
また同じシートに戻るのも何となく気恥ずかしいので違う車両に乗り込んで四日市まで。

四日市に来たのは二回目です。ここでまた予想外の「レンタサイクル」を発見。
これは「渡りに船」と聞いてみるとママチャリは1日120円、電動アシスト付は240円
とのことで迷わずアシスト付をレンタル。今調べたらアシスト付は四台だったんですね。
ラッキー!!

長野電鉄岳南鉄道、そして今回の四日市と予期せぬレンタサイクルのおかげで行動半径が
広がり、さっそく撮影場所を開拓しに行きました。しかしここ四日市も吉原と同様
工業地帯特有の悪臭がしますねぇ・・・まぁ仕方ないんでしょうけれど・・・。
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まず撮ったのがこのカット。コンテナの後ろは切れてしまっているし、左端には標識の一部が
写っているしと、駄作ですがまぁお許し下さい。ここも午後になれば光線状態も良くなるかな?

さてこの後、大本命のセメント列車が来るのですが、ここで撮って自転車で可動橋まで移動する
のも行ったことのないところに確実にいるかは不安でしたから、反対からやってくるコンテナ
列車の撮影はあきらめて、産業遺産としても登録されている可動橋に行ってみました。
そしたら衝撃的な光景が・・・

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線路サビサビ・・・。
ってことは午前便はウヤでしょうし、このサビの具合はかなりの期間ウヤが続いているのだろう
と判断しました。しかし「万が一」次の列車から運転開始となるかもしれませんのでじっと
待っていましたが、春日井貨物は撮れなかったし、重連貨物も行ってしまったし、
セメント列車はウヤだし、嗚呼天は我を見放したか・・・とうなだれながら先ほどの踏切に
戻りました。重連のタンク列車が来るからです。踏切が鳴動しました。そして望遠レンズ越しに
原色が見えました!!ん?二両目も原色?おおっ原色重連だ!!ということで深呼吸して落ち着いて
シャッターを押したのが以下の作品。

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どうだい!!後ろもばっちり入っているし光線状態もいうことなしですし、やや露出オーバー気味な
気もしますが、まぁまぁ、いいじゃないですか。

その後電動アシスト自転車でベダルも軽く気分もよく四日市駅に戻り駅近くで撮影したのが
以下のカット。この列車通過後約10分後の列車に乗らなければならないので駅の近くにしました。

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この後快速で名古屋に向かいました。私はてっきり快速は気動車だと思っていたのですが、
電車でしかもワンマン運転。う~ん、ワンマンかぁ。確かに快速ならドア扱い少ないしね。
で、なんで新幹線発車の1時間前に名古屋に戻ったのかということ「ぶらっとこだま」は
乗り遅れ即無効ということもありましたが、お目当ては昨日も撮った赤ホキ。
車中から昨日撮ったホームを見ると撮影される方が多数いらしたので、違うホームから
撮ったのですが、これが大失敗、被られてしまいました。

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やはり原色重連で運を使い果たしてしまったか・・・と思いましたが気を取り直して
昨日撮り逃がした中央線の上り重連を撮影しました。すると、なんと広島更新色の重連!!

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ラッキー!!天は私を見放していなかった!!というわけでご機嫌な気持ちで今度は上りの赤ホキを
狙いました。先客にご挨拶して望遠を構えました。よし!!今日も原色だぜ!!まずは望遠で。

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ややぶれていますかね?やっぱり300mmだと一脚等が必要なのかと思ったりしますが、
どうなんでしょうね?もっと修行すれば手ブレは回避できるものでしょうか?K氏いかがでしょう?

ところがですね、この列車名古屋構内に入る手前で減速し停まってしまったので。それが
天の恵みかちょうど私の立ち位置から良い場所でして、まるで原色64+赤ホキ撮影会となりました。
露出などをいろいろ変えて10カットくらい撮影することができ、大満足。
上の写真と違って曇ってきたことがわかると思います。

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この後は三時半の700系こだまのグリーン車で帰りました。
途中ののぞみ・ひかり退避時間は私にとっては貴重なホームでの一服タイムにもなりますし、
300系と比べると実に快適で静粛な乗り心地に満足しました。
「釣果」も大きく、大満足の遠征でありました。

なお、セメント列車やフライアッシュ三岐鉄道の鉄橋損傷の影響でウヤなのだと
帰京後わかりました。復活したらまた四日市詣をしようと思います。
近鉄のナローももう一度行ってみたいしね。