久々に東武線を撮影

青春18キップの残り一回をこの四月?に引退となる東武乗り入れるJR車両を
撮影しようと7日に続いてまたまた北関東を訪れました。

前日は国土地理院の「うぉっちず」でJR日光線から近くていい撮影地を探し、
その画面をTrekking Map Editorというフリーソフトでプリントアウトし、
(このソフトお勧めです。地図好きの方は是非ご使用を!!)
日光線の文挟(ふばさみ)という無人駅に20歳の時に以来久しぶりに降り立ちました。
そして「どんど焼き」の準備が進む農村風景を愛でながら、しかし地方の道は車優先で
不愉快だなぁ・・・とかいろいろ考えながら徒歩約20分で日光線下小代付近の
撮影ポイントにつきました。背景の日光連山とともに撮ったのが以下の作品です。

イメージ 1

いいですねぇ。美しい風景です。この築堤は有名撮影地らしく、ネット上にも作品が掲載
されていましたが、その多くは築堤を斜めに撮影したものでした。
私はその築堤を以下のような感じでまとめてみました。

イメージ 2

う~ん、悪くはないんだけれど、いわゆる定番っぽい感じなので、少し遊びたいな、
とくに列車が明で背景が暗だから、そのコントラストを際立たせたら?と思って
撮ったのが、JRの臨時列車189系「彩野」編成のこのカット。

イメージ 3

そしてズームをひいて撮ったのが以下の作品です。

イメージ 4

なかなかこのスペーシアカラーはきれいですね。この場所も手前が水田ですので、田植えの季節に
また来たら、水田の水面に電車が写ってさぞきれいでしょうね。この築堤の向こう、ここから
徒歩5分のところにうまいそば屋も見つけたので、また違った季節に是非来たいものです。
おいしいそばで満足し、下小代から普通列車で上今市に移動しました。

イメージ 5

東武の地方の駅は昔の貨物ホームが残っていたり、画面右のような保線小屋があったりと
国鉄的な雰囲気が漂っています。入線して来たのはボックスシートが好ましい東武6000系
編成は六両なのですが前二両が会津高原、真ん中が新藤原、後ろ二両が日光行きと複雑で、
方向幕も三段表記になっています。三段表記って日本でもここだけ?
風が強くて寒かったので、早く電車来てよぉ~という感じでした。

イメージ 6

下今市では前四両が離れて行きます。後ろ二両から「えっ鬼怒川行かないの?」と
結構な数のビール片手の乗客が前四両に移って行きました。ちゃんと車掌さんの放送聞いて下さいね。
私は下今市ではなく、上今市で下車し、今市市観光協会でレンタサイクルを200円で借用。
しかしどうもこの存在自体を知らない人も多いらしく、また後で痛い程わかるのですが、
今市はどこもかしこも坂だらけで・・・というわけで、あまり利用者はいないようでした。
行きは下りで、帰りのことは敢えて考えずルンルンとレンタサイクルでポタリングしながら
鬼怒川線をロケハンし、いい所を見つけました。それが以下の所です。

イメージ 7

背景の山もきれいで、順光バリバリ、いいでしょ?でもこの場所休耕田の近くなので、
雑草がたくさん生えており、私のズボンには植物の種がたくさん・・・。
しかぁ~し、お目当ての列車が近づく頃には雲が太陽を隠してしまいました。

イメージ 8

背景の山は明るいのに手前は暗くて・・・列車の色やオレンジ色もくすんでしまいました。残念。
そのあと最後の列車を上の画面に写っている踏切で撮ったのですが、着くや否や警報機が鳴り、
私の予想していたダイヤよりも早く列車が来てしまい、焦って撮ったのが以下の作品。
まぁじっくり撮ったものではないので仕方ありませんね。

イメージ 9

この場所にいらしたファンの方からこの列車の回送の時間を教えていただいたのですが、
午後からの強い寒風にすっかり体温を奪われ、気力がつきたので、風に向かって
だらだら坂を登って観光協会に自転車を返し、素直に帰京いたしました。

今市でおそばのうまさに感激しました。今度は車で(笑)こようかな?