ゲレンデ蔵王

冬になるとゲレンデ蔵王という583系を利用した臨時列車が走ります。
今年も毎週金曜日の夜大船発で運転され、その日の白昼仙台から583系が回送されて
くるとの情報を趣味誌で得ました。ちょうど18キップも余っていることですし、
ジュニアの烏山線日光線乗りつぶしも兼ねて行ってきました。

烏山線ロングシートがイマイチでしたが、キハ40の乗り心地を堪能しました。
烏山の街を散策し(シャッター商店街が目立ち痛々しかったです・・・)
宇都宮に帰る途中でこんな車両とすれ違いました。

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キハ40は登場時から首都圏色(いわゆるタラコ色)だったので、この塗装は初めてなのですけど・・・
というツッコミは野暮というものでしょうか?どうせなら首都圏色に変えてくれればいいのに、
と私は思います。
なお、不勉強で知らなかったのですが、大金~烏山間は通票閉塞区間なのですね。
まだ関東のJRでは久留里線だけだと思っていたので、ビックリしました。

この後宇都宮のみんみんで餃子を食べて蒲須坂に移動。いくら有名撮影地とはいえ
そんなに人はいないだろうと思っていたら、そこそこのファンがいて、いい場所はとれず、
後方よりImage stabilizer がついているとはいえ460mm相当を手持ちで撮影しました。
そんなわけでシャッタースピードは1/1000。
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機関車もタンク車も青で統一されていて見事な編成美です。

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続いてやって来たのは金太郎。東京寄りのエンドにはパンタグラフが前にあるのでカッコいいですね。
東北地方の雪の影響でしょうか、少々遅れての通過でした。機関車にはついていませんでしたが、
コンテナには雪がたくさんついており、冬の東北本線らしい姿に感激しました。
ちなみに私の原点は「とき」や「佐渡」には雪がついているのに、同じような形の電車の
「ひばり」や「なすの」にはどうしてついていないのだろう?という疑問なのです。

そして真打ち登場です。この日は冷え込みが厳しい上に風も強く、手はかじかみ、カメラは風に
あおられ、カメラのブレをおさえるのが大変でした。でもちょっとブレてる?

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583カッコいいですねぇ。大好きです。まぁもっともゲレンデ蔵王という列車名より
昔の人間ですから「蔵王銀嶺」だろう?と思いますが、銀嶺という言葉ももはや死語か?

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上の写真もそうですが、正面が飛んでしまっています。RAWデータを補正したのですが、
この程度ですねぇ。ちなみに上と下ではホワイトバランスを変えています。

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邪魔なものをトリミングで消したのがこのカットです。踏切の障害物検知装置が邪魔ですが、
まぁよしとしましょう。この三枚のうち、色的にはこのカットが一番うまく補正できたかな?
毎日上野~青森間を往復し、雪が電気機器と外板を痛めつけ、もうとっくに引退しても
おかしくない経年車両の保守はさぞ大変だとおもいます。検査・修繕の立場からは583系
は厄介者以外の何者でもない筈です。ですから整備して下さっている方々には
本当に頭の下がる思いです。583系ってやっぱりカッコいいなぁ。

この後はジュニアの乗りつぶしに付き合い日光へ。

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そして宇都宮では今度は夕食として正嗣の餃子を食べ、こちらの食べつぶしも完了!!
という久しぶりに撮影だけではなく、乗りつぶしにグルメも加わった
充実したワンデイトリップでありました。

でもまだ18キップ一枚残っているんだよねぇ・・・。さてどこに行こうかな?