富山詣 その3

ホテルを6時前に出発し、吉野家で牛丼とみそ汁。
私は吉野家フリークであるが、どうもあの給湯器的な機械から出てくるみそ汁に
金銭的な対価を支払う気がしないのであるが、どうもホテルの部屋がとても
乾燥していたようで体が「みそ汁」を欲していたため、珍しく注文してみた。
味は・・・これに関しては松屋の方に軍配が・・・という感じです。

夜明け前の富山駅では、ちょうどキハ58を使用した越中八尾からの始発列車が
入線するところでした。しかしヘッドライトがまぶしく、なかなかボディーの色が
確認できずにやきもきしたが、どうやら大好きなオリジナル塗装のようで、
思わず「よし!!」と小声で言っていたかもしれない。

バスのような折り戸を押して手で開け越中八尾行きのキハ120に乗ったが、
このキハ120のバスのような折り戸のドアは何とかならないものだろうか?
確かにバスのような折り戸は戸袋スペースをもうけずに済むため、
車体構造も簡素化できるし、バス用の部品も使えるためコスト的には
優れているという点は理解できるのだが・・・。

空中写真もみられるヤフーの地図で予め撮影地の目処をつけておいた千里駅にて下車。
ようやく明るくなり始めたころやって来たのが以下の列車。
夜明け時の山がなんともきれいで、単純に「富山は良いなぁ・・・」と思いました。

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寒そうでしょう?でもこの日は風がなかったため、そこそこでありました。
この列車が千里を発車したのが以下の写真。暗いため確かISO感度を1000
ぐらいまで上げています。

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ドアが問題だ、とかボックスシートが少ないと文句を言いましたが、外から撮る分には
なかなかキハ120もいいものですね。駅を出てすぐの所なのですが、
新型ディーゼルカーですのでもうすでに結構いい速度となっていて、ブレないかと
心配していましたが、まぁ大丈夫なようですね。

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慎重に構図を決め、キハ58を待ちました。背景の家並みは車体で隠すとして、
運転台の前の部分に写る家並みをどうするかで迷いましたが、ちょうど北陸地方
特徴である「雪づり」をしている家があったので、それを画面に入れるようにしてみました。
運転台の右に見えますでしょ?
私はパノラミックウインドウのキハ58は嫌いなので、このような初期形の窓でしかも
大好きなホロ付きの顔、そして曇りの予報にも関わらず背景には雪山。しかもこの場所は
晴れならば逆光で撮影できない場所でもあり、天候の偶然も重なっていい作品に仕上がったな、
と思っています。

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いいですよねぇキハ58。でも昔はどこにでも走っていたので「フィルムの無駄」と思い
きちんと撮影していませんでした。反省ですね。といっても今中央線を走っている
E233には写欲がわかないのも正直な所なんですよねぇ。

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富山行きの通勤・通学列車です。上の写真と比べると周囲が明るくなったことや、
背景の家を隠すために撮影ポイントを移動していることがお分かりになると思います。
もっと線路に近寄れば、列車の上に写っている電柱を隠すこともできるのですが、
そうなると背景の山の写り方の迫力が欠けてしまうし・・・と早朝の田園地帯をウロウロ。
地域の方からみれば、これって完全に不審者ですよね(笑)。

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キハ58は悪くはないのですが、やっぱりホロがほしいですねぇ・・・。

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ということで後追い(私は「ケツ狙い」という表現が好きですが・・・)でも撮りました。
やっぱりホロは必要です。顔が引き締まりますよね。

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特急「ひだ」の通過後10分で私の乗る列車が来るので、「ひだ」は手抜き撮影。

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そして千里からこの列車に乗って、次なる撮影地である婦中鵜原に向かいました。