ロモランタンからパリへ

2ヶ月半前のお話。

ロモランタンの学校を見学した後はシャンボール城をマーニュ先生の案内で見学しました。
世界遺産のお城ということで、さぞ土産物屋があるのではと想像しましたが、城内以外には
なく、好ましい感じでした。また平日の午後ということもあるのかもしれませんが、
人も比較的少なくゆったりと見学することができました。

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城といっても敵の攻撃に備えるという城ではなく、王の権威を下々の者たちに
知らしめるためのものなので、こんな感じの、ただただ豪華絢爛なお城です。

正面はこんな感じ。確かにすごいです。でも今日は四月なのに結構寒いなぁ・・・。
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あまり自分の姿を写す写真は撮らないのですが、たまにはこんな感じで記念写真を。

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この後、城の近くで遅めのお昼を食べましたが、当然飲みました。もちろんドライバーの
マーニュ先生も飲んでいます。おおらかな国です。まぁ国土が広い割に人口が少なく、
日本ほどの慎重な運転が求められないということもあるので、フランスで可能だから日本でも
ということは思いませんが、とにかく、違うなぁ・・・と改めて思いました。

さてそろそろパリに戻る列車が発車するブロアの街に向かいましょう。城とお昼でゆっくり
したのでブロアの城は外観のみの見学。でもこの街ならば鉄道が通じているので来ようと思えば
パリから来られそうです。

ブロアの街並み。統一されたデザインの建物が並ぶ姿は美しいですよね。
私は特に、屋根の上に煙突が並ぶ姿が大好きです。
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これはブロアの街の古い教会での光景。
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さてそろそろパリ行きの列車の入線時刻です。
ホームのどこに列車がくるのか。一等車はどこに止まるのかなんて表示はなし。
さて、こんな感じで列車が入線してきました。自由席なので空いていそうな二等車を
目指してこの後ホームを走ってコンパートメントを一室キープしました。

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車中からは高速新線を走るTGVからは見えない、フランス在来線の様々な姿を見ることが
できました。まずはこちら。日本では絶滅してしまったハンプです。この人工的な丘の上に
貨車を持ち上げ、行き先別の線路に仕分けるシステムです。日本ではなくなってもう
30年以上経つのですね。

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あっフランスの「ク5000」だ! 私は日本の「ク」は見たことあるかなぁ・・・ないような気がする。

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そしてフランスの「DE10」と「セキ」?

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これは「タキ」?短いから容積が小さく「タム」かなぁ?でもフランスは標準軌だから横幅、
つまり直径が日本のタンク車より大きいだろうから「タキ」かなぁ?

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やはり貨物列車は楽しいですね。この翌日はフランス市内を列車で巡りましたが
その報告はいつになるのやら。とはいえ来週は定時に家に帰ってこられそうなので
アップできるかな。