ロモランタン

もうひと月前のお話ですがお付き合いのほどを。

さて以前ご報告したようにパリからTGVでトゥールへ、そこから各駅停車に乗り換えて
ブロアという小さな町につき、そこからマーニュ先生のトヨタ車で彼が勤務する
高校に向かいました。ちなみにこのトヨタ車、にほんでは見られない車種でしたが
しっかりマニュアルトランスミッション。私もこんなのだったらトヨタを買ってあげる
のですがね。

ブロアの町は小さな美しい町でした。が小さいだけあってすぐに市外にでるや
高速道路のような感じになり、私は居眠りを・・・。なものですからロモランタンの
リセ(高校)にはすぐに着きました。

これが廊下です。床がおしゃれですよね。ダウンライト以外は間接照明ですからね。
日本の公立学校では考えられない豪華さです。

イメージ 1

でもなにより廊下で注目したのが、以下のマーク。どこの国でも問題になっているのですね。

イメージ 2

到着したのがちょうどお昼でしたので、まずはお昼をということになって食堂へ。
これは生徒たちのライチタイム風景。なかなか雰囲気の良い落ち着いた食堂です。
チョークの粉が舞う教室でランチを食べる日本の現状を彼らが知ったら
どう思うのでしょうね?

イメージ 3

では食事を受け取りに行きます。こんな感じで好きなものをチョイスできるようになっています。
この写真には写っていませんが、数種類のチーズが選べるコーナーもあって、こんなところは
フランスらしいなぁと感じました。

イメージ 4

で、小生のランチはこんな感じ。ワインのボトルがありますね(笑)。
私が飲んだかどうかは秘密です🎶

イメージ 5

私の隣は社会科の教師であったため、簡単な英語でお話をしました。日本では生徒を
広島に連れて行くの?というので、そういうのは多かったけれど最近は少なくなってきた。
残念ながら日本の教育は政治の影響を受けやすいからね、と説明しておいた。
フランスは?というとノルマンディーに連れて行くとのことだった。プライベート
ライアンは観た?と聞かれたので、あれはランチの前に観るべきものではないよね、
とのことで一致。そういう意味では原爆の悲惨さを描いた映画は日本ではみたこと
あるけれど、世界ではどうなのでしょうね。

ちなみに広島については良く教えられているようで、教科書にはこんな絵も。

イメージ 8

そうそう教科書は無償で貸与されるんです。分厚くて持ち帰れないですね。
こんな風にこの年は「誰の誰兵衛」が使ったが書くようになっています。

イメージ 7

そして親愛なるマーニュ先生の地理の授業を拝見。考えさせて考えをまとめさせるというスタイル。
日本のように知識を授けるということは最小限にとどめるスタイルでした。

イメージ 6

この後はマーニュ先生のお宅に招かれ、食前酒をいただき、それから夕食を食べに行きました。
翌日はお城等を見学したのですが、それはまた後ほどアップできたらいたします。