PAからこんなところへ。

先週の日・月の報告です。

日曜日は早起きできましたので6時台に中央道で出発。
ベースまでの経由地も特に決めず、気ままに高速を下っていきました。
途中の小黒川パーキングで休憩した時に、そうだ!!この近くに行ってみたいところが
あったんだ!!と思いました。

確か北海道大学の地理の入試問題だったと思いますが、西天竜幹線用水路を境に
土地利用がどのように違っていますか?答えてね、という問題でこの地域の地形図が
出ており、私はその問題を見て、へぇ、そんな用水路があるのか、この用水路の完成に
よって地域の水田化が進んだのだなぁ・・・と初めて知ったものでした。

西天竜幹線用水路については以下をご覧ください。

小学生達の地域学習の題材として活用されているようですね。素晴しい事です。

さてPAの車からビアンキ・フレッタを降ろし、さすがにPAの敷地を自転車で通る事は
はばかられたので歩行者用出口までは折り畳んだ状態で運び、敷地外に出てから
自転車を組み立てました。組み立てにかかる時間はせいぜい20秒程度とらくちん。

地形図を頭の中コピーし(この手の能力には優れているんです)河岸段丘のところまで
来ました。対岸の段丘崖には水力発電の導水管が見えます。

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この場所を地形図で見てみると、こんな感じ。出典は地理院地図より。

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高速道路東に発電所の記号があるのが分かるはずです。
さて段丘崖を爽快に下って(帰りはここを登るのかよ・・・とちょっぴり思いながら)
川を渡り、対岸の段丘崖の坂道を上り西天竜幹線用水路のところにようやく出ました。

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この反対側はこんな感じ。この先で用水路の水は導水管に入り、水力発電所に向って
段丘崖を下っていくのです。この用水路、農閑期に水田への水需要が減った時期を
中心に発電を行うというなかなかのアイデア。ただ、調べてみるとこの発電所の建設には
紆余曲折があったようです。

なお、分かる方にはすでにおわかりでしょうが、下の写真。逆光なので日中シンクロを
しております。

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この近くからは小沢川河岸段丘と高速道路を一枚。

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先ほど登って来た道を下って、今度は発電所の正面に回ってみました。

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ということで目的を達したのでPAに戻り、自転車を積んで、今度は多治見を目指しました。