大切なものはみんな「Yahoo!!知恵袋」に教わった。

まだ日本が平和だった頃、京都大学でのカンニングが世間を賑わせていた。
そんなとき「今年の京都大学の文化祭のテーマ知ってる?」と聞かれた。
なに?ときくと「大切なものはみんなYahoo!!知恵袋に教わった」
といわれ大笑い。身内ネタをここまで昇華させたのはたいしたものだ、さすが京大生と
感心したのだが、すぐに「冗談だよ」といわれてガッカリ。

しかし知識をすべて頭に詰め込む今の「学力観」って古いよなぁ・・・と
常々思っていたので、ネットで必要な情報を的確にゲットし、仲間と協議しながら
最善の答を導き出すという、社会で求められる能力を何時になったら日本は学校で
教えるのかな?と思っていたところ、すごい話が。


さすが北欧デンマーク
「試験でインターネットを利用することで、インターネット上の巨大な情報源から、
関連する情報とそうでない情報を峻別し、関連する情報を文脈に載せるスキルが
学生には求められることになる」

うむ。これぞIT時代に求められる能力ですね。勉強は暗記だろ?としか理解していない
日本の学生とこのような環境で、「知のネットワーク」を活用してきた学生が
就職活動の役員面接で残ったら、どっちを採用するよ?

橋下知事も学力向上っていうけれど、どうせ暗記的な学力でしょ?
いいかげん科挙文化圏から脱せられないものかね?