7月の長野旅行続き

なんだかんだと超忙しい日々が続いております。

7月12日は「東日本パス」を使って「スーパーひたち」で勝田に向かい、
すぐに「フレッシュひたち」ですぐさま上野に折り返し、早めの昼食をとってから
「あさま」で長野に向かいました。

というのも先に廃止決定の報道があった、長野電鉄屋代線に行きたかったのです。
廃止が決定してから乗りに行くというのも、ファンとしてはいかがなものかとも
思いますが、廃止になるほどの状況を見ておくべきかとも思ったのです。

長野の地下駅に降り立つと、かつての成田エクスプレスである「スノーモンキー
に乗ってみました。ロングレール区間が少なく(あったかな?)、ジョイント音
楽しみながらあっという間に須坂に到着。ここには車庫があり、ホームから
いろいろな車両を撮影しました。そんな須坂駅の様子を以下にまとめます。

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いちばん左は長野に向かう特急、その隣がスノーモンキー、屋根付き車庫の中には
もと小田急ロマンスカー、そして田園都市線8500系というすべて中古車という情景。
8500系には現役時代になかったスカートが付いていますね。

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東急という会社、とりわけ田園都市線という路線は、その醸し出すブルジョワ臭が
あまり好きではないので、いわんや8500系おや、という感じであったのですが、
真の「田園」にやってくると、なかなか雰囲気に溶け込んでるじゃないの、と思った
洗濯物とのショット。

ちなみに性能的には8500系の加速性能は大好きです。ただ、車端部に消火器を
むき出しの状態で置いてあるのは、確かにその方が目につきやすいのは事実ですが、
「おしゃれ」な路線を走るのに随分と無骨だなと感じたものでした。

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須坂から松代まで乗りましたが、マニアを除くと一般のお客さんは3名でバスで十分・・・。
これでは存続は厳しいなと思いました。松代の駅も今は使われていないものの、
こんなものが残されていたり、駅舎もこんな感じでレトロと言えば聞こえは良いですが、
要するに設備投資は抑えられてきたということ。これら施設を改修して黒字を出すのは
民間企業では難しいですね。

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松代駅にはレンタサイクルがあり、これ幸いと100円払って市内を散策、折り返してくる
列車を撮影すべくロケハンし、こんな感じで撮ってみました。

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いい感じでしょ?この角度で元営団日比谷線の3000系を眺めると、この車両が
マッコウクジラ」と呼ばれていたことがよくわかります。この車両も
あまり好きではなかったのですが(東急に乗り入れていたから?・笑)、このような
田園風景の中で見るといいですね。

このあと自転車のおかげで松代の地下壕を見学したり、武家屋敷を眺めたりしながら
この列車に乗って、屋代、しなの、スーパーあずさと乗り継いで帰京しました。

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最近は車で移動することが多いのですが、小さな城下町は自転車で巡るに限るなぁ
と改めて思いました。