宮古のようす
東日本パスと駅レンタカーを使って宮古、田老を日帰りで見てきました。
他にもドライバーであったため写真はないのですが、公園や観光地の駐車場にも仮設住宅が
報道でさんざん映像は見て来たし、物見遊山的に被災地に足を運ぶのも
どうかとも思いましたが、実際に見る事で感じるものもあるだろうと
TG大のO君とW大のN君とで行ってきました。
市内を走ると家の一階部分が被災している建物が目に飛び込んできました。
(ドライバーなので写真はなしです)続いて飛び込んで来たのがこの光景。
鉄橋ないじゃん・・・。いやぁ津波の破壊力って・・・。と思いながら足下を見てみると
鉄さくも破損してる、あっこれ電柱の残骸・・・コンクリートが破壊されて鉄芯が出てるし。
背景の堤防もえぐられている。しかし新しい橋はパッと見、無傷なのか?
実はこの近くにも被災した家と家があった「更地」があり、中にはそこの住民が生活している
のであろうテントもあったのですが、私はカメラを向ける事ができませんでした。
続いて鉄橋の手前がどうなっているのか、線路の方に歩いて行きました。すると山田線の本線
は次の写真のように行き止まりになっていました。
鉄橋の架け替えとなるとどのくらい時間がかかるのか?この線路が繋がる日はいつになるのか?
線路を鉄橋に向かって歩いて行くと、鉄橋とともに当然の事ながら線路も流され、
ひん曲がっていました。
そして河原に出てみると、鉄橋が落ちていました。
101.5kmのキロポストがかろうじて鉄橋についています。隙間から今はかもめのお休みどころ
となっている橋桁がご覧いただけるとおもいます。
この後道を見下ろす高台に行ってみました。画面右に写っている茶色っぽい建物。
この建物からの津波映像を見た事がある気がします。
海に近いところに更地が見えますが、そこは津波で家がつぶされてしまったところです。
当日は陰鬱や天気だったこともあり、なんだか気分が暗く沈んでしまいました。
坂道を降りると小学校があったのですが、平地の少ないリアス海岸の宮古だからでしょうか、
その校庭に仮設住宅が建設されていました。
建設されていました。仕方ないとはいえ子どもたちが遊ぶ場所が少なくなってしまうなと
思いました。代案はないのですが・・・。