買いだめの勧め。
ACのCMでは買いだめをやめようと言っていたが、あれは非常時だからでしょう。
今は平時です。ですから皆さん、いつか来るかもしれない「その時」に備えて
買いだめをいたしましょう。
私が買いだめをお勧めする理由は明確です。もし東京を中心とする地域が
巨大海溝型地震が起きた場合（それが発生する確率が震災前より高まった事は事実です）
、支援物資を住民に届ける事が極めて困難になると予測するからです。
直下型の場合激烈な被害を受ける地域は狭いため、まだ救いがあります。
新宿が壊滅しても立川は生き残るし、立川断層が動いた場合は逆もまたありです。
私がこう考える根拠を数字でお示ししましょう。
東京23区の人口は850万人 これは日本より国土面積の広いスウェーデンとほぼ同じ、
そしてみんなもよく知っているスイス（約600万人）よりも多い人口なのです。
そして栃木と群馬と茨城を足した人口より多い・・・。凄い都市だ・・・。
というか恐ろしい・・・地盤は弱いし住宅は密集しているし・・・。
東京都の人口は1300万人 これって実は九州全体の人口と同じなんです。
でもこの人口って東京都に住所がある人なんです。だから昼間東京都にいる
人の数って1500万人・・・。
ね、もう物資を迅速に届けるのは難しいでしょ？
関東が広域に・・・といった場合、埼玉も神奈川も、そして千葉もやられるでしょうから
その被災人口は軽く3000万人を超えるでしょう。
ちなみにオーストラリアの人口は2000万人です。
つまりオーストラリアって大きいけど、東京都と神奈川の人口の合計より少ない。
オーストラリア人全員分の2000万人分の食糧を
どうやって迅速に運ぶのですか？誰が分配するのですか？
そうそう多摩地区の人口はだいたい450万人ぐらいかな。
これって四国全体の人口より多いんですからね。
おわかりいただけましたか？
迅速な配給は極めて難しいでしょう。時間が経てば備蓄食糧は例えば立川の倉庫に
山とありますのでなんとかなるでしょうが、それをどうやって、だれが運ぶの？
そしてこれが連動地震で日本全体が大きく揺れたら？
備蓄食糧はスナック菓子もお勧めです。もし何もなかった時に放出しても
さばきやすいのです。しかも最近のお菓子はそう簡単には腐りません。
お菓子の備蓄、いかがでしょうか？
