デジタルディバイド

バソコンを使えるか否か、インターネット上の情報にアクセスできるか否か、
このような「情報格差」をデジタルディバイドという。

今回の災害、とくに放射能汚染のデータほど、このDivideを感じさせるものはない。

新聞でもNHKのニュースでも「公式発表だから」という理由で新宿のデータを
発表しているが、これ、空気中の放射線量を測定するもので地表面から離れている
ところのデータなので、今のところ放射性物質の飛散は続いているが大量ではない為
すでに多くのものは地面に落ちている。だから今は地面から1メートルの
ところを測らなければならないんだれどね。本当は。

つまりこのデータ、観測データは正しいものの、我々が欲しいものではない。
そこら辺のことは以下の記事を。

だから放射性物質を吸着しやすい土や草の上で測るべきなのだが、
とうとうホットスポットとの情報が既に入っていた葛飾地区で、
それを裏付けるデータが出てしまった。信じたくないのが正直な気持ちだが・・・。

また、ホットスポットの延長線上の街である守谷もデータを公開した
(松戸も公開し、見たところそこそこ高かったです。)

仮に水元公園の数値より低い0.5マイクロ・シーベルトを単純に
年間の時間に換算すると4ミリ・シーベルトとなる。
放射線管理区域の数値は(私の理解では)3ヶ月の線量が1.3なのでその4倍
=5.2ミリ・シーベルトであり、かなり近いことがわかる。

これからもホットスポットは続々と「発見」されるだろう。
ようやくインターネットで情報を収集している人々が、
この事態が「チェルノブイリ越え」であることに気づき始めたようだ。

思考停止せず、これからのサバイバル生活を考えて行きたい。