一旦決めるとそのまま暴走する。

「満蒙は日本の生命線」という政策に固執した結果国を滅ぼした戦前の日本。
「年間20ミリシーベルトまで安全」と政府が決定した数値を否定できなくなった
今の日本。とうとう妊産婦に対しても「安心です」と言っている。

役人は一旦決めたことを引っ込めることはしない。
つまり年間20ミリシーベルトが覆ることはないと予測する。
これから続々と「耳なしうさぎ」が誕生することになるだろう。

今1~3号機は全てメルトダウンしていると報道があった。
これからも次々と「実はチェルノブイリ越えちゃってます」という
「事実」が「発見」されて行くのだろう。

時間がないのでまだ検証していないのだが、昨日の国会のなんとか委員会で
成田に到着した線量計(放射性をどれだけ浴びたかを記録する装置)が
大量に留め置かれているとの報告があったと聞いている。
(昨晩のマスコミ報道では一切この件は触れていない)
手持ちの情報のみで判断するならば、「本当の線量」に気づかせない為に
政府が隠匿していると考えられる。
事実だとしたら呆れてものも言えない。

この件についてはこれからも追跡して行く。

本当は鯨問題を放映したNHK特集の話もしたかったが、別の機会に。