一日三本の線

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この夏の旅行では、岩泉線にも行って来ました。
この路線は地理学科の「田老現地研究」に参加したときに乗っているので、
今回は家族が乗車し、私は車を回送することにしました。

終点の岩泉までは一日三本しか行かない超ローカル線が残っているのは、
沿線道路が未整備のため、ということですが、「なぁに、最近の3ケタ国道は
たいていよく整備されてるものさ」となめてかかったのですが・・・。

列車が茂市駅で出発する10分前に車を発進させ、整備された国道を
正直に言ってはいけない速度で巡航し、これなら楽勝で峠の上から俯瞰撮影できるな、
とおもっていると、甘かった・・・。途中から幅3mもないような狭くて見通しの悪い
酷道」となってしまいました。しかし前を走る軽トラの速いこと速いこと!!
そんな「ペースカー」がいてくれたおかげで、ラリー走行を楽しみながら峠の上へ。
楽勝で場所が見つかるかと思いきや、えっここはだめ?じゃあ次のところは?
と場所を探している間に通過3分前。ここだぁ、と場所を見つけたときには遠くに
ヘッドライトが・・・。

という感じで撮ったのがこの写真。
縦アングルの写真をどうすれば正しく表示できるのかわかりません・・・。
まあいずれにせよ、趣味誌でよくみるこのアングルのところで撮影できて満足でありました。
ちなみにこの麓の駅が「秘境駅」として有名になった押角駅
昔はレンガを出荷するためスイッチバックがあり、C58が走っていました。

その後は再びレガしーの性能を満喫するような走行で、
二度ばかり追いついて撮影し、岩泉駅には同時に到着しました。
これが二枚目の写真です。一日三本しか列車が来ない割に駅舎は立派です。

そして龍泉洞を見学した後、田老に泊まったのでありました。