飛行機の窓から

南部戦跡で書くことを忘れていたことがあります。

今日辺野古の測量を沖縄県知事が許可しないといった趣旨のことを言ったことに対して、
政府は真っ向から争う姿勢を見せています。沖縄の人たちの「気持ち」に
寄り添わない政府の対応には賛成しかねます。例え辺野古に基地を
作るのであれば、もう少し丁寧な(今まで散々やっただろうという声もあることは
知っていますが・・・)対応が必要なのではないでしょうか。

「沖縄に対する態度は今も昔も変わっていない。それを一番言いたいんだ」
ガマのガイドが私に言った言葉です。私が辺野古をめぐるニュースを
見ていて思ったのは、図らずもこのガイドの言葉と同じでした。

さて帰りの飛行機も職権を乱用し進行方向左側の窓側を途中までキープしました。
おかげで沖縄本島をゆっくり眺めることができました。

まずは普天間です。たしかにこれを見ればここにあるよりは辺野古の方が危険性は低い。
それはわかる。でも「気持ち」に寄り添うことも必要だよな・・・。
国民の多数が決めた政策なんだ、沖縄はそれを受け入れるべしという声も聞く。
う~ん・・・。

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去年行った海中道路ですね。右端に石油タンクが見えますね。

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石油備蓄基地ですね。そうそう去年は一番右の伊計島までマイクロバスの路線バスで
行ったんだっけな。真ん中の宮城島が海中で浸食されて平らになった島が隆起して
できたということが、この角度だとよくわかります。

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ちょっとボヤけているんだけれど、辺野古

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最後にお見せするこの写真は多角形の池に注目です。これは日本唯一の海水を用いた
揚水水力発電所のダムです。夜間の余剰電力(といっても沖縄は原発ゼロですので
他地域より少ないですけれど)を使って海水をこのダムに揚水し、電力消費の多い昼間は
水を流して発電するというもの。ヤンバルにあるので行くのは大変なのですが、
こうやって飛行機の中から見られて大満足。

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あっ、もう二枚ね。途中飛行機と並走しました。こんな感じ。
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で、さすが最新のデジカメ、この前後のカットを拡大トリミングしたのが下の写真。

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SQのA380ですね。しかしここまで拡大して文字まで判読できるとは・・・
恐るべしCANON G7-X!!