除染のすすめ

ひょんなことからガイガーカウンターを借りられる機会を得たので借りてきた。

今日は久しぶりに取得した代休でしたので、気になっていた芝生が多少生えている庭と
プラスチック製の屋根に降った雨が集まる雨樋を測ってみた。

まず庭の芝生の上に直接置いてみると0.05マイクロシーベルト毎時。
校庭が芝生化している近隣の小学校の校庭での計測が0.1マイクロシーベルト毎時
でしたので、思ったより小さいなというのが率直な感想。

つづいて、雨樋の出口のコンクリート製の地面に置いたところ0.1マイクロシーベルト毎時。
うむやや高いな、というレベルであったので、その雨水が道の側溝に入るルートを
たどって行くと、むむ、0.15マイクロシーベルト毎時。

つまり庭は低くて、屋根に降った雨水が流れ、土や砂が若干たまっているところが高い
ということが分かった。そこで、道路の側溝の土砂を箒で厚め、ちりとりの上で
測ってみると、なんと・・・

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わぁ、0.22マイクロシーベルト毎時という数字が・・・。ちなみにこれらの塵は
「落ち葉のみ燃えるゴミとして出した」ということを公式見解としておきます。

下水処理場の汚泥、ゴミ焼却場の焼却灰が問題になっていること、そしてこれから
深刻の度合いが増してくるであろうが実感できました。

さて雨の日に、雨樋からの水がアスファルトの段差のところで
ダムのようになっているところを測ってみると・・・

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うひょ~0.23マイクロシーベルト毎時か!!高けぇ~!!
ということで、きっと観測機器左側の土や草に放射性物質が付着しているであろうと予測し、
シャベル(移植ごて・う~ん、この言葉。発掘現場を思い出すなぁ・・・最初ベテランから
「いしょくもってきて」と言われ「衣食」だと思った私は???となってものでした)
で土を掘り出して除染したところ・・・

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おお、約半分になったではありませんか。しかし公式にはこの汚染された土を
捨てる方法がないのですよね。ということで公式見解として「自宅で保管している」
ということにしておきます。やっぱり原子力政策って詰んでますよね。

とにかく、放射性物質が付着している土砂が流水によってたまっているところが線量が
高いということが分かりました。明日は高圧洗浄機をレンタルするつもりです。
さて、除染の効果は如何に?

皆さまにおかれましても、謹んで除染することをお勧めいたします。