「二個目の原爆」が落ちませんように

「御用学者」なる志の低い人間がいると知ったのはいつだったか?
しかしこの方はそうではないようだ。福島県の学校の年間被曝量を
20ミリシーベルトとしたことを批判し、内閣官房参与を辞任した小佐古氏だ。
コメントの全文が以下にある。20ミリという数値はメチャクチャだということだ。

でも政府によれば20ミリシーベルトでも大丈夫なんだってさ。
私はそんな学校には絶対に子どもたちを通わせない。
スピーディーという放射能拡散予測地図を非公開にし、
基準値を現状に合わせる政府をまだ信じるのでしょうか?

目覚めない日本人は何時になったら目覚めるのか?

この中で鎌田氏はこういっている。
「日本は2個目の原爆を落とされるまで負けを認めなかった。
 その愚を再び繰り返すつもりなのか」
「二個目の原爆」とは東海地震震源に近いところにある中部電力浜岡原発のことであろう。
日本列島上空の風は西から東に吹いている。富士山の噴出物も、浜岡からの放射性物質
今後こそ東京に降り注ぎます。

このように放射性物質で汚染された小学校に通い続けることは将来の健康に
被害が出るのではないか、そしてこの生徒が危惧しているように
「あの子はあの小学校に通っていたから・・・」というおぞましい差別が
起きてしまうのではないか。

こういった時はチェルノブイリから学ぶべきではないか?
「自然災害は復興できるが、核災害は住めない」という言葉は怖いが事実だろう。
このまま行けばこどもの甲状腺がんが5年後にはやり、どうして・・・という
母の嘆きが福島で起こりそうである。

さてでは福島第1原発はどんな感じなのか?
なかなかこの所長、いいじゃないか。確かどこかの週刊誌でも取り上げていましたね。

富士山の地下はおさまってきました。よかった。