リニア・鉄道館

先日ようやく名古屋ベースを本格稼動させました。
沿岸部の雨が強めとの予報に東名経由を断念して中央道を行きましたが、
中津川手前が結構な霧で難儀しました。そんな訳で名古屋はあいにくの荒天。
そこでカーナビに当初予定していなかった「リニア・鉄道館」と入力して
十時ちょっと前に到着、ちなみに自宅を出たのは午前五時ちょっと前です。

館内に入るといきなりC62です。でっかいですねぇ~。
先日復刻された40年前のレコード、C62「巨体の咆哮」で聞いたドラフト音を
思い出します。こんなのが重連で走っていたのですから実に凄いことです。
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でもっていろいろと見て回りましたが、保存車両の座席は「座らないで下さい」とあり、
保存のため、もしくは弁当を食べ散らかさない為仕方がないのでしょうが、ちょっとガッカリ。
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一番気に入ったのがこのアングル。右端にぶれたジュニアが写っていますが・・・。
新宮から乗った紀勢本線の客車列車を思い出しますねぇ。
カタタタタ タタンという独特のジョイント音が聞こえてきそうです。
そして連結器がぶつかる音、やがて駅が近づくと鋳鉄ブレーキの音、いいなぁ・・・。
大好きだった高崎線の2326列車はゴハチの後ろにマニがついていたので、
このアングルは味わえませんでした。
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そして流電。個人的にはスカ色でサボがついている晩年のスタイルが好きです。
実は初めて見ました。感激です。

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ジオラマも開館直後でしたのですんなりと見学できました。こんな感じで至る所に面白い
しかけがあって、それはそれで評価したいのですが、私としては学芸員
「さぁ、真ん中の名古屋駅からはN700系新幹線が出発しましたよ」といった名調子を
聞きたかったので、それがなかったのが残念。
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私は暮れなずむ終着駅に着くキハ58に気をとられていましたが、目線の低い下の子がなんと
海中に「竜宮城」を発見!!こういった子ども目線じゃないと見つけられない仕掛けは
おおいに評価したいもの。なかなかいいアイデアだと思います。

鉄道博物館のシミュレーターは基本先着順ですが、ここは抽選。入り口で渡された
チケットを投函して抽選の結果がディスプレーに表示される仕組みになっています。
まぁ入館者もおおいので無理かなぁと思っていたらなんと2枚も当選!!
ということでまずは見習い運転士の登場。
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見習いは「ワンハンドルがいい」とのことでしたので、こちらで満足しておりました。
主任運転士はどちらでも良かったのてすが、結果としてツーハンドルの211系となりました。
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右手がブレーキレバーから離れていますが、これは「中継進行」を確認した後だからです。
ただ、初めての線路ですので、カーブの制限速度がわからずATSーPの非常ブレーキを
作動させてしまいました。主任として恥ずかしい限りです。ただ、停止位置はぴったりで、
後ろで見ていたギャラリーから「おぉ~」と言われ、ちょっと得意げ(笑)。

翌日は快晴。ベースからはこんな景色が見られます。正面の高いビルが名古屋駅
手前の煙突は春日井の製紙工場かな?そのうち春日井の貨物を撮りに行きます!!
美濃赤坂石灰石ホキも牽引機がEF64の1000番台となったようなので、これも
撮りに行かなければ!!そうそう貨車博物館も行かないとね。
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